システムエンジニアが気をつけるべき病気

コンピュータを日常的に使用し、インターネットの普及が著しい現代で職業として需要が伸びているのがシステムエンジニア(SE)です。日本では全国で約35万人の人がシステムエンジニアとして日々業務を行っています。社内ネットワークの構築やインターネットシステムの管理、社内で使う専用ソフトの開発なども手がける、まさにコンピューターのスペシャリストです。

しかし、仕事内容はハードなものが多く、システムを作っても納品直前に内容が変更されたり、複数のプロジェクトを掛け持ちしたりしなければならないことも多く睡眠時間は一日3~4時間という人も沢山います。また、時間外労働や休日出勤をしてまで仕事をしているケースも少なくありません。

そんな激務を続けていることで疲労が蓄積し、集中力不足や仕事への意欲を失いミスを頻発することで自信をなくし、うつ病など心の病を抱えてしまう人が多いといわれています。激務によって心のバランスを崩しうつ病になっている人は、自分がうつ病だと気づいていないことが多いのです。

会社の大切なシステムを作るシステムエンジニアは、問題の原因を考え解決策を生み出しシステムとして構築するという作業を日常的に行わなければならず、まじめで責任感の強い人は、一度頼まれた仕事は最後までやり遂げようと頑張りすぎてしまい、同僚や家族、上司にも辛さを吐き出すことができず、どんどん追い込まれてしまい悪循環に陥ってしまいます。
これらのことに普段から気を付けておけばなんの問題もありません。自分がやりたかったこのITの仕事を安心して続けられるようにしましょう。